「にんにく」の種類

日本で多く栽培されている「にんにく」の種類

「にんにく」には種子がないので、種類と言ってもそう多くはありません。日本国内で作られている「にんにく」の種類を紹介します。値段は高めですが、大きくて香りもいいため、人気があります。

■壱州早生・遠州極早生・上海早生
これらのニンニクは、九州や沖縄などの暖かい地域で作られる品種です。球の重さは50gほどで、球も鱗茎(りんけい)も外皮は白色に近い淡褐色をしています。

■ホワイト六片・福地ホワイト(早生)
青森県などの寒地系の品種のなかでも最も代表的なものです。今、日本で一番多く栽培されている品種ですね。球も鱗茎も外皮は白色で、鱗片(りんぺん)の数も5~6と少なくて、調理もしやすいものです。

中国からの輸入が多い「にんにく」の種類

今度は中国からの輸入がおもな「にんにく」の種類を見ていきましょう。これらは「にんにく」の種類と言うよりも、正確にはニンニクの仲間と言ったほうがいいかもしれませんね。中国国内でも特に山東省は最大の「にんにく」の産地として知られています。

■茎にんにく
中国野菜の一つで、「にんにく」の茎の部分のことを言います。別名「芽にんにく」あるいは「にんにくの芽」とも呼ばれ、匂いが普通のニンニクよりもソフトなので、食べやすい食材です。おもに煮物や炒め物などに使われます。

■葉にんにく
「葉にんにく」は1片の「にんにく」から芽がでて、葉が伸びたところを収穫したものです。「茎にんにく」と同様、匂いもそんなにキツくありません。ほとんどが中国からの輸入品ですが、国内でも栽培されています。ニラと同じような感じで炒め物などに重宝します。

■一片種
「プチにんにく」とも呼ばれ、中国雲南省で生産されています。普通のニンニクは粒が何個かに分かれているのですが、この種類の特徴はその名のとおり、粒が一つしかありません。そのため、とても簡単に調理ができます。皮むきもあっという間に終わってしまいます。小さくて可愛い「にんにく」です。

■その他・加工された「にんにく」の種類
そのほか、「冷凍にんにく」や「乾燥にんにく」と言った長期保存用に加工されたニンニクもあります。「冷凍にんにく」は生の「にんにく」をペースト状にしたり、刻んだりして急速冷凍してあるものです。一方、「乾燥にんにく」のほうもフレークやパウダーなどがあり、料理にも使いやすくなっています。こういう便利なものがあると、食生活に手軽に「にんにく」を取り入れることができますね。

関連記事:日本人はどこの「にんにく」を食べているか?