「にんにく」効果の科学的解明の歴史

[にんにくブログ]












(アリシン化学式)

近年では「機能性食品」として認められ、その地位は確立されてきていますが、その効能・効果が解明されるまでには、実に長い年月が掛かっています。

《古来》
西洋医学の祖といわれるギリシャのヒポクラテスをはじめ多くの科学者がにんにくの効果の解明を試みました。「にんにく」の有効成分は「あの独特のニオイに秘密があるのではないか?」と研究が続けられてきましたが、なかなか進展はしませんでした、

《1844年》
ドイツの科学者ベルトハイムが「にんにく」の有効成分がそのにおいそのものである事を最初に指摘、彼は潰した「にんにく」を鍋に入れて煮立て、水蒸気と一緒に蒸発してくる成分を冷却管を通じて集めることに成功しました。これは強烈なニオイ成分からなるもので、今で言う純粋な硫化アリル化合物の入っているガーリックオイルだったのです。

《1892年》
ドイツの科学者ゼムラーは元素記号に力を入れてこの黄色い油分を「硫化アリル」と命名するとともに、50年を費やして成分組成を解明しました。これは驚くほど正確なものでした。

《1944年》
アメリカの科学者カバリトとベイリーが「にんにく」には無臭のイオウ化合物がある事を発見。さらに、「にんにく」をすったりして細胞を破壊すると発生する「アリシン」という成分があること、そして「アリシン」に抗菌作用があることも解明しました。

《1951年》
スイスのノーベル賞科学者ストールとシーベックはアミノ酸の一種で、細胞内に蓄えられている無臭の成分「アリイン」と、維管束にあるアリイナーゼという酵素が反応することによって、初めてニオイ成分が出来ることを発見しました。

《1960年代後半~1980年代前半》
インドの科学者たちが「にんにく」に動脈硬化を抑制する作用、血液脂質を低下させる作用、血小板の凝集を抑制する作用、がある事を発見してから、いちやく注目され、研究されるようになりました。

《1990年》
アメリカ国立ガン研究所が、ガン予防に効果が期待される食品をリストアップして「デザイナーフーズプロラム」として発表。ガン予防の観点から長年の免疫調査に基づき、食品をランク付けし、そのトップに選ばれたのはなんと「にんにく」であった。

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